スープラ年鑑

A70系

1986年2月 主に北米市場での発売をメインとしていたセリカXX の後継モデルとして､新型車スープラが誕生。 コンセプトは国際標準を超える「走り」を実現するハイパフォーマンススペシャリティカー。 トヨタ2000GT 以来の本格的な4輪ダブルウィッシュボーンを採用､ エンジンは 3リッター の 7M系 と 2リッター の 1G系 を塔載。「 SUPRA 」 とはラテン語で「超えて」という意味を持つ。 1986年6月 ルーフ部分が脱着可能なエアロトップをツインカム・エンジン塔載の全グレード設定。取り外したルーフはリアデッキに格納が可能。 1987年1月 ワイドボディ車（フロントフェンダー､リアクオーターパネルを大型化） 3.0GT Turbo LIMITED を新設定､ボディカラーに専用の「ホワイトパールマイカ」を追加。1G-GEU塔載車には､インマニ等を改良した改良型を塔載。 1988年1月 特別仕様車「ブラックリミテッド」 200台限定発売。 1988年8月 フロントエンド､リアエンドを新デザインとしてスタイルを変更。7M系エンジン塔載車は全てワイドボディ化､エンジンは無鉛プレミアムガソリン仕様となり性能が向上。 Sグレードは廃止､1G-EU型OHC に変えて 1G-FE型DOHC を塔載。 特別仕様車「3.0GT Turbo A」 500台限定発売。 1989年1月 特別仕様車「ブラックスープラGTツインターボ」 300台限定発売。 1989年8月 ワイドボディの設定を2.0リッター車にも拡大。ボディカラーの変更。 1990年8月 7M-GTEUに代えて新開発2.5リッター 280ps を発生する 1JZ-GTE を採用し､リアルスポーツへ。 「ツインターボR」はビルシュタイン製のショックアブソーバーやトルセンLSD､レカロシート等を標準装備。 フロントノーズのエンブレムはトヨタマークに変更。Gグレードは廃止､ボディカラーの変更。 1991年8月 リア3点シートベルト､サイドドアビーム､オートエアコンを全車標準装備。

JZA80系

1993年5月 A70系からフルモデルチェンジ､「 THE SPORTS OF TOYOTA 」 を掲げ､新開発 3リッター 2JZ系エンジンを搭載。ターボ塔載車には日本で初めてドイツのゲトラーグ社との 共同開発による6速ミッションを採用､グレードは全3種類。 1994年8月 17インチタイヤ＆ブレーキをオプション設定。SZ に大型リアスポイラーやスポーツABSを装備した､新グレード「 SZ-R 」を設定。 1995年5月 価格を抑えた新グレード「RZ-S」を新設定 1996年4月 ヘッドランブ､バンパーグリル等のフロントマスクのデザインを変更。スポーツABSを17インチブレーキ装着車に設定。 SZ-R に6速マニュアルミッションを採用。インパネのメータを5眼メータに変更､ターボ車のマフラー構成をメイン1 ＋ サブ2 からメイン1に変更､ラジエーターを銅製からアルミ製に変更。 ABS､SRSエアバックを標準装備。 1997年8月 ターボ車の2JZ-GTE エンジンが VVTiを採用したBEAMSとなる。ショックアブソーバーは新開発のREAS を採用。衝突安全ボディGOAの採用。 ボディカラーの追加 1998年8月 ボディカラー（スーパーブライトイエロー）の追加。 1999年8月 エアロトップ廃止。 2002年7月 JZA80系スープラ 生産終了